2024/04/13
塗料のおおまかな種類
まず初めに塗料は年々増えていて1000種類以上あるとも言われております。
その中からご自宅に合う塗料を1つ選びとなるとかなり大変かと思います。
まずはこの種類はおおまかにグレードに分けていくとかなり種類を減らすことができます。
*画像参照
数ある塗料もほとんどがこの中のグレードのどこかに入ってきます。
画像上から
アクリル ウレタン、耐久年数は低いが安価に塗装ができる。
シリコン、ラジカルシリコン、こちらがよく使用される塗料で比較的安価で、ある程度の耐久年数がある
フッ素 無機、シリコンに比べると高額になるが耐久年数は高い
とおおまかに分けれます。
現在アクリルやウレタンなどはあまり使用されてないのでシリコンからご説明させて頂きます。
例えば、10年前後持ってくれればいーかなー、10年ほどで引っ越す、10年ほど先はどーなるかわからない
など思われている方はフッ素や無機塗料を使用してもあまり意味がないのでシリコンやラジカル制御が出来るシリコンなどが良いかと思います。
この先20年30年と住む可能性が高い方で10年に一度外壁塗装をするのは大変などある場合には高耐久のフッ素や無機塗料の方が良いかと思います。
アクリル、ウレタン | あまり使用されてなくDIY向き |
---|---|
シリコン、ラジカルシリコン | 比較的安価である程度の耐久年数もある |
フッ素、無機 | 高耐久だが高額になる |
塗料は中身が大事
ここまで塗料の種類のお話をしましたが塗料で一番大事なのが中身になります。
塗料は、色に関わる顔料、ボディー部分の樹脂、あとは性能を高める添加剤や溶媒などがあります。
先ほどのアクリルウレタンシリコンなどはボディー部分の樹脂になります。
ここから大事な部分の含有率の部分になります。
例えばシリコン塗料はシリコン樹脂100パーセント使用してる塗料もあれば100%シリコンではない塗料もあります。
無機塗料が現在耐久性が高いと言われておりますが無機塗料とは無機質のもの「ガラスや石など」を塗料として使用できるようにした物になります。
ですので現在の技術では無機100%とはできないのですが多く含んだ方が良いものとなります。
ですので無機塗料だから良い。ではなく
無機塗料でも無機を5%や10%
残りをシリコンで配合してあるとボディー部分がほとんどシリコンになり金額も無駄に高くなる可能性もあります。
さらに塗料業界ではこの含有率を明記しなくて良いとなっておりますので見積もりを取られる時には業者さんに塗料を何を使いかも大事ですが含有率などを確認するのもより良い工事にするための1つとなります。
まとめ
・塗料は年々増えていき1000種類以上あるとも言われている
・数ある塗料も6グレードほどに別れる「特殊塗料は除く」
・塗料はグレード「樹脂」よりも中身が大事
その他にもお家の外壁材に合う合わないなどや添加剤の種類などなど沢山ありますが、ご自宅に合う塗料で同じグレードでも良い塗料を使用することだけでもより良い工事に繋がりますので外壁塗装をご検討中の方のご参考になると幸いです。
塗料のことなどご質問等御座いましたらお気軽にご連絡くださいませ。
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